
あなたは、ダイエット(減量)をしている時に、何かの衝動で食欲が止まらない・・・というのを経験した事はありませんか?
「ヤバイ、何か食欲が止まらないよ。今まで頑張ってきたダイエット(減量)が水の泡になってしまう。どうすれば良いんだ」
・・・みたいな。
そこで、この記事では食欲が止まらない時の原因や、それを抑える方法について言及していこうと思います。
これが分かれば、理想の体型を作るためにダイエット(減量)をしている時に、食欲が暴走しても対処出来る確率が上がるはずですよ。
もくじ
食欲が止まらない時の原因
実は、食欲が止まらない時の原因というのは2つあります。
それは、
- ストレスによって起こる衝動
- 栄養不足によって起こる体の飢餓感
この2つです。
『ストレスによって起こる衝動を食欲で賄う』というのは、生活環境の中やダイエット(減量)をしている事によって起こる精神的ストレスや、肉体的ストレスなど、あらゆるストレスが食欲という行為にリンクすることです。
食欲とストレスを結びつけてしまい、沢山食べればストレスが解消する、と誤作動を起こしている状態なわけです。
実際、食欲が止まらなくなって沢山食べたとしても、根本的な部分のストレスが解消することはありません。(その場は、収まったように感じますが・・・)
また、『栄養不足によって起こる体の飢餓感』というのは、ダイエット(減量)をしたことで栄養不足になり、体が、
「体内の栄養が全然足りないから、食欲を増やすように脳に命令するよ」
という状態です。
どちらの食欲も、理想の体型を目指している人にとってはいらない現象です。
こういった食欲を抑えきれずに食べ過ぎてしまうと、
「ああ、こんなことも我慢できないなんて情けない・・・自分はダメだ」
と、罪悪感を持ちやすく、更にゴール(理想の体型)から遠のいていくので、なるべくそうならないようにしたいところ。
そこで、ここからは食欲を抑える方法を紹介していきましょう。
食欲を抑える方法
ストレスによって起こる食欲の場合
この方法は、誰もが食欲を抑える事に繋がるわけではありませんが、今のところは対策はこれしか無いでしょう。
それは・・・
『自分のゴールを明確にして、ゴールに関係無い行動は全て排除する、という思考(マインド)を持つこと』
です。
つまり、何かの衝動で発動した食欲というのは、50%の確率でストレスによって起きた現象だから『惑わされるな』ということ。
- その食欲に負けて食べてしまえばどうなるか?
- その行動は、ゴール(理想の体型)に直結しているか?
こういった自問を投げかけることで、理想の体型から遠のいていくような選択はしないようになります。
言葉で言うのは簡単で、実践していくのはなかなか難しいかもしれませんが、ストレスによって起こる食欲を回避するには、こういったマインド(思考)に変えていくしかありません。
「今回だけは、食欲に負けて食べても良いかな・・・」
一度でもこういう選択をしてしまうと、また食欲が増大した時に高い確率で同じ行動を取ります。
なので、ゴールから遠のいていく行動は、サクッとやめる思考(マインド)を育てていくことをおすすめします。
栄養不足によって起こる食欲の場合
栄養不足によって食欲が増大してしまう場合は、ダイエット(減量)にストイックに取り組んでいる人に起こりやすいかもしれません。
ちょっとした体重の増減が気になり、少しでも体重が増えたら『ヤバイ』と感じて、
- 食事量を減らす(特に炭水化物)
- 食事回数を減らす
こういった行為を頻繁にやっていると、どんどん体は栄養不足になっていって代謝を下げていきます。
体は「栄養が入ってこないからヤベえ」という事になり、少ないカロリーで現在の体を維持しようとします。
本当は、代謝が下がりまくる前に体の状態に気づいて、
「栄養不足で代謝が下がりかけているから、一旦栄養不足を解消するためにしっかり栄養補給して、体重を落としやすい環境に戻そう」
という選択が出来れば良いのですが、体と対話が出来ていない人はそれがなかなか出来ない。
だから、代謝が下がった状態から更に代謝が下がる選択(食事を抜いたり、運動を増やしたり)をしてしまい、とうとう体は
「もうダメ、限界です・・・非常事態宣言を発令します」
となって、栄養を体内に沢山入れてもらう為に、「食欲が止まらないような状態にしてください」と脳に命令させるのです。
栄養不足が慢性化してくると、こういう事が頻繁に起こりやすくなるということです。
そして、こういう栄養不足の時に食欲に任せて食べまくってしまうと、体は食べた栄養をなるべく脂肪で溜め込もうとしてしまいます。
つまり、小さなリバウンドの完成です。
そうならない為には、ダイエット(減量)をしている時であっても最低限の必要栄養素を確保できる食習慣を作っていくことです。
必要栄養素を確保できる食習慣のポイントを紹介すると、
- 食事を分割する
- お腹が軽く減った状態で食事をする
- 基本は1日トータルで必要栄養素を確保する
- ちゃんと炭水化物は摂取する(遅い夕飯時は別)
- 予定よりも体重の減りが良い場合はチートデイを設けてみる
- 内蔵を休める日を設ける(1食抜くなど)
こんな感じ。
人それぞれ生活習慣も感覚も食事量も内臓の強さも違うので、細かい内容や正解を提示するのは無理ですが、 上記の事に気をつけていけば、栄養不足で食欲が止まらない・・・なんてことにはならないはずです。
広い視点で見れば、自分が正解だと思っている行動と、体の生理が一致していれば、極端な栄養不足になることはありません。
もし、栄養不足が原因で食欲が止まらない・・・という場合は、今回紹介したいくつかの食習慣のポイントを意識してみてください。
栄養不足によって、食欲が増大することはまず無くなると思いますよ。
まとめ
この記事では、食欲が止まらない時の原因や、それを抑える方法について言及してみました。
食欲が止まらない時の原因は、
- ストレスによって起こる衝動
- 栄養不足によって起こる体の飢餓感
この2つでした。
ストレスが原因で起こる食欲増大は、思考(マインド)を変えれば一瞬で解決できる問題ですが、これが結構難しい。
ポイントは、1日の行動全てをゴール(理想の体型)に繋がる行動だけを選択すれば良い、ということです。
栄養不足によって起こる飢餓感に関しては、そうなる前にいくつかの対策をしておけば、食欲が増大して抑えられなくなる、ということも無くなるでしょう。
もし、過去に食欲が止まらない事があった・・・という場合は、是非参考にしてみてください。
最後までお読み頂きありがとうございました。