
体脂肪(体重)を減らすためには運動も大切ですが、それ以上に大切なのが食事です。
また、『人間の体は食べたものから出来ている』という言葉があるくらいですから、健康的な体を手に入れるためには、食べるもの(食材)が重要になってきます。
私自身、健康的で引き締まった体型を理想としていることもあって、その体型を手に入れる為には、どういったものを食べていくのが良いのか?ということについて色々と勉強しつつ、自分の体でも人体実験をしてきました。
そこで、今回は体脂肪(体重)を減らして健康も手に入りやすい食べ物(飲み物)を100個紹介したいと思います。
今回紹介する食べ物の中から選んで食べるようにして頂ければ、体脂肪(体重)を減らして引き締まった体型を作りやすくなり、健康も手に入れやすくなるでしょう。(食べ過ぎていたら無理ですが・・・)
ちなみに、私も普段は今回紹介する食べ物の中から選択して食べています。(たまには、ジャンクフードも食べますが・・・)
もくじ
基本的な食材の選び方
体脂肪(体重)を減らして、健康的な体も目指す場合の基本的な食材の選び方は、
『なるべく自然に近い食べ物を選ぶ』
ということです。
何故、『自然に近い食べ物』が体脂肪(体重)を減らしたり、健康的になれるのか?と言うと、
- 栄養素が取り除かれていないから
- 体内の消化酵素でスムーズに消化吸収しやすいから
- 食物繊維が豊富に含まれている食べ物が多いから
です。
例えば、後程紹介しますが、精製されている白米は、完全では無いけど栄養(ビタミンや食物繊維など)が取り除かれてしまっていますが、玄米には残っています。
このように、自然に近い食べ物は栄養素が取り除かれていないので、食べていくと良いですよ、というのがあります。
なので、お米で言えば、白米よりも玄米のほうがおすすめになります・・・が、玄米が体やお口に合わない人もいるので、今回は、日本人の主食となっている白米もおすすめしています。
また、自然に近い食べ物は、体内の消化酵素で消化吸収出来るようになっているので、内臓にも負担がかかりにくく、体脂肪(体重)を減らすのに向いていると言えるでしょう。
一方で、自然から遠い食べ物(加工食品など)は、人間の消化酵素で消化できない(しにくい)もの(添加物等)が多く含まれています。
なので、内臓疲労を起こしやすかったり、健康に害を与えたりする可能性が高い為、なるべく食べる頻度は抑えた方が良いでしょう。
ただし、例外があって、若い人や元々内臓が強い人は、余程乱れた食生活をしない限りは、自然に近い食べ物に限定しなくても、体脂肪(体重)をスムーズに減らす事ができる場合がありますし、それほど不健康にもならないと思います。(ここは個人差がある)
後から、不健康が出てくるかもしれませんが・・・。
40代以上の人や、元々内臓が弱い人は、自然に近い食べ物を選択することがスムーズに体脂肪(体重)を減らすことにも健康的な体を手に入れることにも繋がります。
最後に、自然に近い食べ物は、食物繊維が豊富に含まれているものが多い、というのがあります。
食物繊維には不要性と水溶性がありますが、どちらも体脂肪(体重)を減らしたり、健康を手に入れたりするのに不可欠・・・というか、超重要です。
よく調べてみると分かりますが、自然から遠い食べ物ほど食物繊維が取り除かれています。
食物繊維の摂取量が少ないだけで、肝臓に脂肪がつきやすくなったり、インスリン抵抗性になったりして、肥満や生活習慣病(糖尿病等)になりやすくなるので、なるべく自然に近い食べ物を選択していくことをおすすめします。
炭水化物
お米(白米・玄米・雑穀米)
お米は、日本人の主食ということもあり、体に合う人も多いと思うので、炭水化物摂取のメインは、お米(白米・玄米・雑穀米)が良いと思います。
ただし、お米の中でも白米は精製されている為、食べると血糖値が上がりやすいので、1食で沢山食べたり、早食いしたりするのは控えたほうが良いでしょう。
体脂肪(体重)の増加にも繋がりますから。
また、自分の適量以上に白米を食べることで、生活習慣病(糖尿病など)の発症率が上がりやすくなるので、食べ過ぎには注意が必要です。
もし、体に合うのであれば、玄米や雑穀米の方が血糖値も上がりにくく、ビタミンや食物繊維も豊富なので、食べていくと良いでしょう。
特に、玄米は血糖値が緩やかに上がるので、体脂肪(体重)も減らしやすいですし、健康的な体も手に入れやすくなると思います。
ちなみに、雑穀米も色々な種類があるので、もし食べる場合は、自分の好みに合うものを探してみると良いでしょう。
代表的な雑穀は、
- 大麦
- ひえ
- あわ
- きび
- キヌア
- アマランサス
- 黒米
- 赤米
などなど。
ソバ(蕎麦)
ソバも、玄米と同じように食べても血糖値が緩やかに上昇するので、インスリン抵抗性も起こりにくく、体重(体脂肪)も落としやすい食材と言えます。
ただし、世間に出回っている安価なソバは、蕎麦粉の割合が低くて小麦粉の割合多い場合があるので、血糖値も上がりやすくなる可能性があります。
なので、ソバだから太りにくい、という油断は禁物です。
完璧を求めるのなら、蕎麦粉100%に近いソバを食べるのが良いでしょう。
パスタ
パスタは、比較的GI値も低い炭水化物(60くらい)なので、体脂肪(体重)を減らす時も活用しやすい食べ物です。
ただ、パスタの場合は100g(茹でる前の状態)あたりの糖質量は、70g程あって他の炭水化物(お米等)と比べて多いので、食べる場合は注意が必要です。(1食で食べる分を70g程度に減らすのが良いかもしれません)
また、パスタを茹でる場合は、アルデンテにした方がGI値も40くらいまで下がります。
なので、体脂肪(体重)を減らすにしろ、健康目的で食べるにしろ、パスタを食べる場合は、アルデンテで食べる方が良いかな、と思います。
まあ、野菜など他のGI値の低い食べ物と一緒に食べた場合は、実際のGI値も変わってくるので、そんなに変わらないと思いますが・・・。
雑穀パン(全粒粉・ライ麦)
基本的に、自然に近い食べ物というのはすぐ腐敗しますが、スーパーで販売しているようなパンは賞味期限が長いですよね。
なので、健康面を重視しつつ、パンを食べる場合はすぐカビが生えるようなパンを選びましょう。
それでいて、血糖値が緩やかに上がりやすいと言われているのが全粒粉やライ麦などを使用したパンです。
※最近の研究では、全粒粉やライ麦を使用したパンも、小麦を使ったパン(白いパン)もGI値はそれほど変わらない、ということも言われているので、過度な期待はしないほうが良いでしょう。
もし、パンを食べていく場合は、少々値段が張ると思いますが、自然に近い材料で作った全粒粉やライ麦のパンが販売されている個人やチェーン店のパン屋さんが良いと思います。
また、最近のホームベーカリーでは、かなり美味しくパンが作れるみたいなので、パン好きの人は購入してみても良いかもしれません。
ちなみに、自然に近い材料を使うと言っても、小麦(国産)の食パンは、血糖値が上がりやすいので、体脂肪(体重)を減らしたり、健康的な体を手に入れるにはあまり向きませんが、たまに食べるくらいなら良いかなと思います。
オートミール
オートミールは、欧米でよく食べられていますが、最近では、日本でもよく食べられるようになっているようです。
体作りのスペシャリスト(フィジーカーやボディビルダー)や、筋トレ好きがダイエット(減量)をする時に好んで食べるのが世間で広がったというのも大きいかもしれません。
オートミールは、栄養面(ビタミンや食物繊維等)で玄米を上回っている部分もある食べ物なので、体脂肪(体重)を減らしたい人や、健康的な体を手に入れたい人は、食べていくと良いでしょう。
私も、ダイエット(減量)をする時は、いつもじゃないですけどオートミールを食べることがあって、よく食べているのは、以下の『日食のオートミール』か、『マイプロテインのオートミール』のいずれかですね。
どちらも、味に癖が無い(美味しいという意味ではない)ので食べやすいと思いますが、どちらかと言えば、『日食のオートミール』の方が食べやすいかも・・・ただ、コスパで言えば断然『マイプロテインのオートミール』です。
ただ、オートミールの味が苦手だったり、食物繊維の過剰摂取で逆に便秘になったりする人もいるので、そういう人は無理して食べる必要はありません。
おまけに、オートミールは味自体があまり美味しくないので、美味しく食べる工夫も必要ですね。
オートミールは美味しくないけど、ミューズリーだったら食べやすいという人もいるようですが、ミューズリーには、砂糖やドライフルーツ(あまり良くない)が含まれているので、主食として毎日食べるのは微妙かも・・・。
まあ、たまに食べるくらいなら問題ないのかな、と思います。
下記で紹介している『デルバのミューズリー』は、私も豆乳をかけて食べていましたが、ボチボチ美味しかったですよ(もちろん、人それぞれ好みがあるので、誰でも美味しく感じるわけではないと思いますが・・・)
食べ過ぎなければOKの炭水化物
頻繁に食べるのは控えて、たまに食べるくらいが良いのがうどんやお餅です。
うどんやお餅は、バルクアップ(筋肉を増やす)という目的で食べるのはおすすめですが、体脂肪(体重)を減らしたり、健康的な体を作るにはあまり向いていない食べ物です。
何故なら、うどんやお餅はGI値も高い上に食べやすかったり、1食で沢山食べたりすることも出来る為、血糖値を急激に上げやすいからです。
それだったら、まだ白米をよく噛んで食べたほうが良いです。
とにかく、血糖値を急激に急激に上げる行為の繰り返しは、肥満や生活習慣病に繋がりやすいので、うどんやお餅を食べるのは構いませんが、なるべく1回に食べる量や頻度を減らしたほうが良いでしょう。
タンパク質
魚介類
魚介類は、タンパク質も豊富で種類によっては良い脂質も含んでいるので、積極的に食べていくと良いでしょう。
日本人は、魚介類を食べて育ってきましたから(ただ、魚は肉よりも値段が張るのがネックです)
また、魚には水銀問題がありますが、これを気にすると魚を一切食べられなくなるので、多少は妥協するしかないと思います。
スーパーなどでも購入しやすい上に、おすすめの魚介類は、
- マグロ
- カジキ
- イワシ
- サバ
- サンマ
- アジ
- サーモン
- カツオ
- タイ
- スズキ
- ブリ
- タコ
- イカ
- エビ
このあたりです。
良い脂質(後程紹介)も摂取できて、比較的安価で購入できるサバやイワシ、あとはサーモンも栄養面で優れているので、おすすめです。
肉類
肉類は、食べる肉によって、体脂肪(体重)を減らせるか?健康的な体になれるか?が決まってきます。
まず、体脂肪(体重)を減らす目的で肉類を食べていくのであれば、当たり前の話ですけど脂肪の少ない肉を選ぶこと。
代表的なのは、
- 牛ヒレ
- 牛モモ
- 豚ヒレ
- 鶏肉ササミ
- 鶏肉胸肉
- 砂肝
- 馬肉赤身
このあたりです。
しかし、健康的な体を目指すとなると、選択するべき肉が少し変わってきます。
赤身肉(牛・豚・馬、羊などの四足動物)は、発がん率(特に大腸ガン)が上がるという研究結果があるので、健康面を重視する場合は食べる頻度を減らしたほうが良いかもしれません。(以下は、海外の論文です)
赤身および加工肉の消費と結腸直腸癌のリスク:系統的レビューとメタアナリシス
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC5669970/
赤肉および加工肉の消費と肺がんのリスク:33件の発表済み研究の用量反応メタアナリシス
唯一、鶏肉(モモ・ムネ・ササミ)だけは他の肉に比べて発がん率も低いみたいなので、健康面を考えると頻繁に食べていくのなら鶏肉の方がが良いと思います。(ただ、鶏肉の食べ過ぎは逆流性食道炎になるというデータもあります)
ちなみに、ベーコンやソーセージなどの加工食品はかなり発がん率が高いので、いつも食べる習慣になっている人は気をつけたほうが良いでしょう。(たまに食べるくらいなら問題無いと思いますが・・・)
豆類
豆類(特に大豆)には、タンパク質が豊富に含まれていますし、他にもビタミンやイソフラボン、食物繊維等も含まれています。
動物性タンパク質(特に牛肉や豚肉、乳製品)の過剰摂取は、発がん率も上がるので、健康を重視していく場合は、大豆からもタンパク質を摂取するようにしていくのが良いと思います。
ただし、なるべく遺伝子組換えの大豆は避けるようにしましょう(かなり難しいですが・・・)
豆類でおすすめなのは、
- 納豆
- 豆腐
- 豆乳(無調整)
- 黒豆
- 枝豆
- そら豆
- ひよこ豆
- いんげん豆
- えんどう豆
この8つ。
特に、納豆は体脂肪(体重)を減らすにも、健康的な体を手に入れるにもおすすめの食品。
発酵食品ということもあり、自ら食物酵素を持っているので消化にも負担がかかりにくく、補酵素としての役割も果たしてくれるスーパーフードです。
女性は、豆乳を飲んでいくのも良いですね。(1日200ml程度が目安)
なるべく乳製品は避けるべし
まず、最初に言っておきたいのは、現在の乳製品の摂取はあまりおすすめしません。(たまに飲むくらいなら良いと思いますが・・・)
何故なら、現在の乳製品は昔と生産工程が違っている可能性が高いですし、元々乳製品自体が病気(乳がんや前立腺がんなど)の発症率を上げるからです。
ただ、ヨーグルトとホエイプロテインは微妙なところです。
ヨーグルトは、発酵食品(ビフィズス菌)ということもあり、健康面で良い要素もあるので、たまに食べるくらいなら良いかな、と。
また、ホエイプロテインは牛乳やチーズ、ヨーグルトのホエイ(乳清)を抽出したものですが、乳製品で健康面に悪影響を起こしやすいのはカゼインなので、微妙なところ。
ホエイプロテインは、体脂肪(体重)を減らしたり、筋肉を増やしたりする人にとっては活用したほうが良い場面も出てくるので、どのくらい摂取していくか?は、目的に合わせてご自分で決めて頂くのが良いと思います。(無くても出来ますが、目的によって飲んだほうが効率が良い)
また、ホエイプロテインを控えてソイプロテインの摂取の併用を考えていくのもアリです。
以下のソイプロテインは、私も飲んだことがありますが、まさに無調整の豆乳といった感じで決して美味しくはありませんが、他のプロテイン(味付き)とブレンドすると飲みやすくなります。
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ソイプロテインの原材料の大豆には、アルギニンやβコングリシニンと言った糖化を抑制したり、中性脂肪を減らす作用がある成分が含まれているからです。(ただし、遺伝子組換えの大豆から作られたプロテインは避けましょう)
さて、ここからは乳製品を避けるべき理由を話していきますが、まず、乳製品(特に牛乳とチーズ)に含まれるカゼインの過剰摂取は、発がん性が高いと言われています。(以下、メタ分析の論文です)
乳製品摂取と癌死亡リスク:11の集団ベースコホート研究のメタ分析
特に、女性の乳製品の過剰摂取は乳がん発生率を上げるので、なるべく避けたほうが賢明かもしれません。
最近は、昔に比べて乳がんの発生率が上がってきた(特に若い女性)のも食生活の影響があると思います(他にも原因はありますが、別の話になってくるので割愛します)
毎日チーズ(ピザ等)なんて食べてたら多分ヤバイですよ。
また、牛乳はカルシウムを摂取できると思っている人がいるかも知れませんが、全く逆(カルシウムを排出する作用あり)なので、おすすめしません。
牛乳は、酸性の飲み物の為、過剰摂取することで血液が中性から酸性に傾きやすくなり、結果的に骨からカルシウムが排出されやすくなります。
だから、牛乳を飲む人ほど骨粗鬆症になりやすい、といった研究結果が出てくるわけです。
こういった事は、よーく調べてみれば分かるので、今回の話を疑っている場合、あるいは本当かどうか?を確かめたい場合は、自分で色々調べてみてください。
ちなみに、こういった話をすると『じゃあ、何故学校の給食で牛乳が出されるのか?』という疑問を持つ人もいるかもしれません。
このことは、今回の話とかなりズレてくるのでここでは説明しませんが、こちらも興味のある場合は、ご自分で調べてみてください。
脂質
脂質は、体脂肪(体重)を減らしていく時に嫌われがちな栄養素ですが、ある程度は摂取していくほうが脂肪も燃焼しやすいです。
また、脂質は人間にとって大切なホルモンを生成するのに必要な栄養素なので、制限のし過ぎは健康面でも良いとは言えません。
ただし、脂質にも良いものと悪いものが比較的はっきりしているので、なるべく良い脂質を適量摂取していくことをおすすめします。
ナッツ類
ナッツ類は、血液サラサラや認知症予防にもなるオメガ3のαリノレン酸や、抗酸化作用もあるビタミン・ミネラル、食物繊維も含む食べ物。
体脂肪(体重)を減らしていく時の脂質の補給や、健康面で体の糖化(老化)や酸化を防ぐのを目的に食べていくのも良いでしょう。
ナッツ類で、手に入れやすくておすすめなのは、
- アーモンド
- クルミ
- カシューナッツ
この3つ。
アーモンドであれば、1日20粒くらいを目安に食べていくのが良いと思います。(摂取量は、人によって前後する)
油
よく調味料として使用したり、サラダにかけたりする油でおすすめなのは、
- 亜麻仁油
- えごま油
- 米油
- オリーブオイル
この4つかな。
亜麻仁油やえごま油には、良い脂質の代表でもあるオメガ3(αリノレン酸)が含まれていますし、オリーブオイルや米油にはオレイン酸が含まれています。
亜麻仁油やえごま油は酸化しやすいので、食べ方としてはマリネやサラダに使用するのが一般的。
ただ、亜麻仁油やえごま油に多く含まれているαリノレン酸は、肝臓で吸収されてからEPAに変換されるのですが、その変換率は5〜10%程度しかないと言われています。(最終的にDHAにも変換される)
つまり、亜麻仁油やえごま油を摂取しても、EPAやDHAの効果としては、それほど期待はしないほうが良いかもしれない、ということ。
EPAやDHAの筋肥大や血液サラサラ、脳の活性化等の効果を期待したい場合は、青魚やサーモンなどを食べたほうが手っ取り早いと思います。
また、オリーブオイルはサラダでも加熱料理でも活用できますし、米油は酸化しにくいので、加熱料理に向いていると言えるでしょう。
その他
その他で紹介する良い脂質を含むおすすめの食品は、
- アボカド
- 青魚(サバ缶含む)
- サーモン
この3つ。
アボカドは、ビタミン・ミネラルを多く含む果物としてもおすすめしていますが、良い脂質で有名なオレイン酸も多く含んでいます。
サバやイワシ、サンマ等の青魚(サバ缶含む)やサーモンは、オメガ3の代表でもあるEPAやDHAが豊富に含まれています。
ビタミン・ミネラルと食物繊維
ビタミン・ミネラルと食物繊維は、体脂肪(体重)を減らすにも、健康的な体を手に入れるにも、必要不可欠な栄養素というのは間違いありません。
三大栄養素のエネルギー代謝をサポートするビタミン・ミネラルと、血糖値上昇の抑制等の効果で、脂肪合成の抑制に加えて、生活習慣病やガンの予防に効果を発揮する食物繊維。
是非、ビタミン・ミネラルと食物繊維を毎日の食事に取り入れていくことをおすすめします。
ビタミン・ミネラルと食物繊維を効率よく摂取していきたい場合は、
- 野菜
- 果物
- キノコ類
- 海藻類
この4つを意識して食べていくと良いでしょう。
※食物繊維は、豆類からも摂取できます。
野菜
ビタミンといえば、野菜と果物。
この2つを意識して食べていけばOK、というくらい野菜と果物にはビタミンが豊富に含まれています。
野菜の重要性は、誰もが知っていると思うので、詳しくは説明しませんが、ここでは認知度の高い野菜を紹介していきましょう。
手に入れやすく、おすすめの野菜は、
- ブロッコリー
- ほうれん草
- 小松菜
- アスパラガス
- オクラ
- モロヘイヤ
- 大根
- キャベツ
- トマト
- ニンジン
- チンゲン菜
- ゴーヤ
- ゴボウ
- レタス
- 白菜
- タマネギ
- ピーマン
- ニラ
- カボチャ
- サツマイモ
- サトイモ
- ジャガイモ(食べ過ぎ注意)
こんなところかな、と。
ブロッコリーを筆頭に、緑黄色野菜や色の薄い野菜(キャベツなど)を食べていくと良いでしょう。
また、ニンジンはGI値が高い(80くらい)から食べないほうが良いと言われていますが、それは茹でた場合。
生のスティックで食べる場合のニンジンは、GI値が低い(30くらい)ので、GI値が気になる場合は、生で食べると良いでしょう。
あと、ジャガイモは元々繊維も少ない上に、炭水化物含有量も多い野菜なので、白米と同様に食べ過ぎには注意が必要です。
自分に合った量を食べる分には全然大丈夫です。(ビタミンCも豊富ですし)
ただ、ジャガイモを含めたイモ類(カボチャ・サツマイモ・サトイモ等)を食べる時は、ビタミンよりも炭水化物を摂取したという認識でいたほうが良いと思います。
果物
果物も、野菜同様にビタミンを多く含む食べ物なので、毎日適量食べていくのが良いでしょう。
ちなみに、他の記事でも書きましたが、果物に含まれている果糖は、極端に食べ過ぎない限りは健康に害は無いですし、むしろ、健康的な体を手に入れやすくなるので、安心して食べてください。(1日で1〜2個くらいが目安)
肥満を増やしたり健康に害を与えたりするのは、飲料や加工食品、調味料に含まれている砂糖や異性化糖ですから。
ただし、市販の100%ジュースや、果物をジューサーやミキサーにかけて、スムージーにして飲むのが習慣になっている場合は、なるべく控えたほうが良いでしょう。
何故なら、100%ジュースは既に果物に含まれている不溶性食物繊維が取り除かれていますし、スムージーの場合は、ジューサーやミキサーによって、不溶性食物繊維を破壊してしまうから。
つまり、市販の100%ジュースやスムージーを飲み続けてしまうと、肥満や生活習慣病になる確率が上がるのです。
なので、たまに運動前のエネルギー補給や朝食で飲むくらいにしておくのが賢明かな、と思います。
やはり、果物はそのまま自然の状態で食べるのが1番・・・いうことで、おすすめは
- リンゴ
- バナナ
- キウイフルーツ
- ブルーベリー
- ブドウ
- ミカン
- マンゴー
- モモ
- イチゴ
- サクランボ
- オレンジ
- グレープフルーツ
- ナシ
- パイナップル
- アボカド
この15つ。
時期によって、手に入れやすい果物を食べていけば良いと思いますが、敢えて1つ選ぶとしたら、キウイフルーツの栄養価が高いのでおすすめです。(リンゴやバナナも手に入れやすい)
きのこ類
キノコ類は、低カロリーでビタミン・ミネラルや食物繊維も豊富で、特に不溶性食物繊維が豊富な食べ物。
不溶性食物繊維は、腸の蠕動を促したり、便のかさを増やしたりする作用がある為、定期的に食べていくことで便秘になりにくい体を作ります。
また、便秘になりやすい人は、代謝が下がりやすい為、体脂肪(体重)も減らしにくくなる。
つまり、キノコ類は体脂肪(体重)を減らすにも、健康的な体を手に入れるにも、重要な役割を果たす食べ物だということです。
そんなキノコ類で、手に入りやすくておすすめなのは、
- エノキ
- シイタケ
- シメジ
- マイタケ
- エリンギ
- ナメコ
などなど。
キノコ類は、味噌汁やスープ、鍋などに入れてしまえば調理も簡単なので、毎日の食事に取り入れやすいですよ。
海藻類
キノコ類と同じく、低カロリーでビタミン・ミネラルや食物繊維も豊富に含まれている海藻類は、体脂肪(体重)を減らしたり、健康的な体を手に入れる為に強い味方となる食べ物です。
こちらも、出来れば毎日(毎食でもOK)食べていきたいところ。
一般的に手に入れやすくておすすめの海藻類は、
- ワカメ
- モズク
- メカブ
- ヒジキ
- こんぶ
- のり
この6つ。
キノコ類と同様に、なるべく食べる機会を増やしていくことで、体脂肪(体重)も減らしやすくなり、健康的な体も手に入れやすくなるでしょう。
飲料
基本的に、体脂肪(体重)を減らしたり、健康的な体を手に入れたいのであれば、清涼飲料水はNGです。(たまにならOK)
糖分の入っていない飲み物が基本で、おすすめなのは、
- ミネラルウォーター(常温)
- 白湯
- コーヒー(ブラック)
- お茶(緑茶・玄米茶など)
このくらいかな、と。
体脂肪(体重)を減らすのを重視していく場合は、コーヒー(ブラック)や、緑茶を頻繁に飲むと良いでしょう。
健康面を重視していく場合は、白湯を飲む習慣をつけると良いと思います。
胃腸の働きも良くなりやすく、人によっては体温の上昇にも効果があるかもしれません。
食習慣を組み立てることがポイント
ここまで、体脂肪(体重)を減らしやすい食べ物を100個紹介してきましたが、これらを何も考えずに食べてもダイエット(減量)もうまくいかないし、健康も手に入るわけではありません。
重要なのは、これらの食べ物を自分の食習慣(食生活)の中で、どのように組み込んでいくのか?もう少し、分かりやすく言うと、
「自分が食べていける食べ物の中で、どういった食習慣を付けていけばダイエット(減量)の成功や健康を手に入れることに繋がるのか?」
に対する答えを見つけるための行動を繰り返していくことです。
全く自分に合わない食習慣は苦痛ばかりで継続もしにくいですからね。
体脂肪(体重)を減らす食習慣(食生活)の組み立て方については、ここで書いてしまうとかなり長い記事になってしまうので、他の記事でまとめておきました(良かったら参考にしてみてください)
まとめ
この記事では、体脂肪(体重)を減らして健康も手に入りやすい食べ物(飲み物)を100個紹介してきました。
まずは、食べ過ぎには気をつけつつ、食べられそうな食べ物を試しながら、自分の体や生活環境に合った食べ物を見つけて頂ければ、と思います。
あなたにとって、紹介した全ての食物が正解ではありませんから。
そして、今回紹介した食べ物を食べていく行為は、体脂肪(体重)を減らしやすくしたり、健康が手に入りやすくなる方法の1つに過ぎません。
食事だけではダメで、他にも運動や生活習慣といった全体で、体脂肪(体重)を減らしたり、健康が手に入れやすい流れを作っていく必要があります。
この全体を意識しながら、良かったら今回の記事を参考にしてみてください。
最後までお読み頂きありがとうございました。