
ダイエット(減量)を頑張っているのになかなか体脂肪や体重が減らない、という悩みを持つ人は多いと思います。
何故、そういう事になってしまうのでしょうか?
この記事では、その原因と解決策を1つずつお話していきたいと思います。
よく、このパターンでなかなか思ったように体重(体脂肪)が落ちない人が多いので、今回の話はあなたにも役に立つかもしれませんよ。
もくじ
体脂肪や体重が減らない原因
ダイエット(減量)をしていて、
「体脂肪率がだいたい15%(このくらいの人が多い)まで落ちたのですが、それ以上落ちないんですよ」
という悩みを持っている人がよくいます。(今回の例は男性です)
このように、運動しても何をしても体重が落ちない原因は、ほぼ2つに集約されます。
それは・・・
- 栄養不足
- 疲労が残ったまま運動をしている
この2つです。
これらの原因によって代謝が下がってしまっているので、その本人が頑張っても結果は出ないですし、頑張れば頑張るほど更に代謝は下がり、脂肪が減らないのです。
むしろ、脂肪が増える事もあるくらいです。
何故、こんな事になってしまうのか?例を挙げましょう。
栄養不足
例えば、乗用車は燃料(ガソリン)が無いと走行することができません。
「何言ってんの、そんなの当たり前じゃん」
と思うかもしれませんが、それは人間のカラダも同じです。
頑張って、1日の食事量を減らして夕食も炭水化物も摂らない、という方法を実践しているほとんどの人は、体脂肪率が12%~15%のあたりで壁にぶつかり、それ以上落ちないパターンが多いようです。
そうなる原因は、栄養不足で体脂肪を燃やすきっかけにもなるガソリン(主に炭水化物)が足りない場合が多々あります。
世間では、相変わらず糖質制限が流行っていますが、そのおかげで糖質を制限し過ぎてしまい、自ら体重(体脂肪)を落としにくい環境にしてしまっている人もいます。
もちろん、糖質の過剰摂取は肥満や病気の元にもなりますし、体重(体脂肪)が落ちることもありませんが、制限のし過ぎも体重(体脂肪)を落としにくくなる原因になることを知っておきましょう。(ビタミン・ミネラル不足も懸念する必要あり)
疲労が残ったまま運動をしている
もう1つの体脂肪や体重が減らない原因は、カラダが疲労しているのに気づかず、
「運動しないと痩せることは出来ない」
という強迫観念に駆られて自分の体の許容範囲以上に運動を頑張ってしまい、どんどん代謝を下げていってしまうケースです。
乗用車で例えると、故障したまま修理もせずに騙し騙し走行しているような状態。
このように、
「運動さえすれば・・・運動量さえ増やせば体脂肪(体重)が減ってくれるはず」
と思っている人は、残念ながらダイエットが上手くいかない方向に進んでいるのです。
じゃあ、これら2つの原因を取り除く解決策は・・・・
栄養を補給して運動を休みましょう
そう・・・食べ過ぎには注意しつつ、しっかり栄養を補給してしっかり休養(睡眠が1番重要)するのです。
もしかしたら、あなたはこの回答に拍子抜けしたかもしれません。
先ほどの乗用車の話を思い出して頂ければ分かると思いますが、燃料が入っていない状態で故障したままの乗用車は走行することが出来ません。
しかし、ガソリンを入れて故障したところを修理すれば、また快適に走行出来るようになります。
人間で言えば、三大栄養素(特に不足気味の炭水化物)と、ビタミン・ミネラル、食物繊維を適度に摂取しつつ、1〜3日ほど運動を休んで、睡眠時間をいつもよりも2時間ほど増やしてあげることで、また体重(体脂肪)を減らしやすいコンディションに戻しやすくなります。
まとめ
この記事では、頑張っているのに体脂肪や体重が減らない原因とその解決策について言及しました。
真面目で頑張り屋さんでよくある傾向は、栄養不足と運動のやり過ぎ、疲労の溜めすぎです。
知らない間に栄養不足になっているにも関わらず、その状態で運動をストイックにこなして代謝を下げる。
そういった状態が続くことで、どんどん疲労が溜まっていき、更に代謝を下げて、食事も運動も頑張っているのに体重(体脂肪)が落ちなくなる、というからくりです。
もし、こういった傾向に陥ってしまっている場合は、栄養確保をしつつ、運動を休んで睡眠で体を回復させることで、再び体重(体脂肪)を落としやすいコンディションに戻しやすくなるでしょう。
目標に向かって頑張ることは素晴らしいことですが、もう少し体と対話をしながらダイエット(減量)を進めていくことで、効率よく体重(体脂肪)を落としていくことが出来ると思いますよ。
以下のような視点も、効率よく体重(体脂肪)を落としていくのに重要なので、良かったら参考にしてみてください。
最後まで読んで頂きありがとうございました。