
人それぞれ目指す理想の体型や、ライフスタイルというのは違ってきます。
目指すべき理想の体型やライフスタイルが違えば、当然何を実践するか?何を最優先していくか?も違うはずです。
なのに、そのあたりが曖昧になってしまっていて遠回りをしていたり、違う方向に向かっている人がチラホラいるような気がします。
そこで今回は、目指す理想の体型で実践すべき事や最優先する事は違うという事について言及していこうと思います。
この記事を読めば、あなたが目指す理想の体型やライフスタイルを手に入れる為に、実践すべきことや最優先すべきことが分かるでしょう。
健康的で腹筋の割れた引き締まった体型を目指す場合
これは、私も理想としているのですが、健康的で程よく筋肉もついて腹筋も割れていて引き締まった体型を目指す場合の話です。
あなたは、ここを目指しているのでしょうか。
もし、そうであれば、私と同じようなことを実践して頂ければ効率よく理想の体型を手に入れる事ができるでしょう。
こういった体型を理想にしている場合は、筋トレと有酸素運動を取り入れながら、最初は食べるものにもある程度気を使っていく必要があります。
まず、食事に関しては、健康面を考慮しなければ加工食品や添加物が多い食べ物をあまり気にせずに食べていっても『腹筋の割れた引き締まった体型』になることは出来ます。
しかし、健康面を考慮していくのであれば、自然に近い食材を選んで食べていくほうが良いでしょう。
また、プロテインやアミノ酸(味がついたBCAA等)などのサプリメントに含まれている着色料や、人工甘味料などの長期的摂取や過剰摂取は決して健康的とは言えません。
摂取していく事自体は問題無いですし、健康面に問題が無ければ良いですが、長期的に考えると、摂取期間や摂取量には少し気をつけていった方が良いでしょう。
一時的に筋肥大を目的に活用していく、といった目的ありきの行動は全然良いと思います。(私もそうしています)
※マルチビタミンやビタミンCなど、錠剤やカプセル等のサプリメントを補助的に摂取する場合は問題ありません。(ただし、サプリメントに頼るのはNG)
私がよく摂取しているマルチビタミンやビタミンCは以下を参考にしてみてください。
また、ある程度好きなものを食べながら体型も維持しつつ、ライフスタイルを充実させたい場合は体を鍛えるだけではなく、体の使い方や思考も磨いていく必要があります。
こういった方向で実践していくことが効率よく『健康的で腹筋の割れた引き締まった体型』を手に入れる事に繋がります。
ちなみに、私はある程度好きなものを食べながら、作った理想の体型を維持しつつ、他の事にもチャレンジしながらライフスタイルを楽しむのがゴール(理想の世界)です。
補足
加工食品や添加物が多い食べ物の過剰摂取は、消化酵素の無駄遣いにもなりやすくて代謝を下げやすくするので、本来は、どんな理想の体型を目指すにしろ、あまりおすすめ出来ません。
健康的で疲労しにくくスリムで引き締まった体型の場合
『健康的で疲労しにくくスリムで引き締まった体型』を目指す人の多くは、健康面に不安がある中高年の人や、女性に多いかもしれません。
あなたは、ここを目指していますか?
もし、目指している場合は先程紹介した『健康的で腹筋の割れた引き締まった体型』と同じような方向で食事や運動を実践していくことになります。
ですので、こちらの体型を目指す場合も、一部の行動は除いて私と同じようなことを実践して頂ければ、効率よく理想の体型を手に入れられるでしょう。
活性酸素が増えやすくて怪我のリスクも高いジョギングよりも、脂肪燃焼効率の良いウォーキングやエアロバイク等の軽めの有酸素運動を中心に実践していくと良いでしょう。
筋トレに関しては、敢えてダンベルやバーベルなどの重い重りを使ってやる必要はありません。(自発的にやるのはOK)
やったほうが効率は良いですが、やりたくない場合や体力に自信が無い場合は、自重トレーニングだけでもスリムで引き締まった体型を作ることは可能です。
また、連動性のある体の使い方を身につければ、普段の生活習慣の中で余分なエネルギーの浪費を抑えられる為、疲労しにくい体を作ることが出来ます。
サプリメントに関しては、摂取しなくても問題ありませんが、その人の生活習慣や時と場合によって、足りない栄養素を補うために摂取するのは全然OKです。
こういった方向で実践していくことが効率よく『健康的で疲労しにくくスリムで引き締まった体型』を手に入れる事に繋がります。
筋肥大最優先でフィジーク体型を目指す場合
目指す理想の体型がフィジークやボディビルダーのようなガッツリ筋肉がついた体型で、健康面は一切無視する場合は、実践すべき事や最優先する事は、先程紹介した2つの体型とは違ってきます。
あなたは、このフィジーク体型がゴール(理想の体型)でしょうか?
もし、この体型がゴール(理想の体型)の場合は、かなりの時間と労力、お金を体作りに費やすことになると思います。
まず、最低限の知識(解剖学や栄養)をつけたおいたほうが効率よくフィジーク体型を作りやすいので、学ぶことをおすすめします。
また、1回で1時間〜1時間30分くらいの筋トレをトレーニング機器が揃ったジムで週4〜6回程していくことになる為、筋トレが生活の一部となってくるでしょう。
更に、筋肥大に必要な栄養素を効率よく摂取していく必要がある為、食事回数を1日で5〜6回に分けていくことになります。
元々少食の人や、外胚葉型(食べても太りにくく筋肉がつきにくい人)の場合は、内臓も鍛えるためにガンガン食べていく、といった生活にしていくことも大切。
こういった食事方法は、決して健康的ではありませんが、筋肥大が最優先の場合は実践する必要が出てきます。
ただし、年齢が高め(40代以上とか)で内蔵が弱っているような人が無理やり食事量を増やそうとすると、筋肥大よりも先に不健康(健康診断の結果が悪くなる等)になる可能性があるので、注意が必要です。
また、出来るだけサプリメントも活用したほうが良いですが、その分サプリメントにかかる費用はかなり高額になるかもしれません。
着色料が入ったアミノ酸(BCAAやEAA等)の長期的な摂取や過剰摂取は、あまり健康的とは言えませんが、筋肥大やタンパク質分解抑制の効果がある為、積極的に取り入れていった方が良いでしょう。(私も摂取しているBCAAやEAAは以下)
フィジーク体型を目指すには、それなりにお金を投資するという考え方も大切だということを認識しておいてください。
あと、プレワークアウト(NO系サプリメント)の摂取も筋肥大に効果を発揮しやすいのでおすすめ。
ただ、筋トレをしている人がNO系サプリメントを摂取すると、体内で『ペルオキシナイトライト』という体に良くない活性窒素が出来ます。
『ペルオキシナイトライト』が出来ることでDNAに傷を付けたり、脂肪を酸化したり、発がん性が高くなったりします。
なので、NO系サプリの長期的摂取や過剰摂は、健康的な面で言うとあまり良くはありません。
しかし、筋肥大を最優先するのなら、NO系サプリも含めてしっかりサプリメントを活用していく方が良いでしょう。(NO系サプリで人気のC4は以下)
まあ、こういったサプリメントもずっと摂取し続けたとしても、必ず不健康になるわけでは無いので、結果的に至って健康であればそれはそれで良いんですけどね。
こういった方向で実践していくことが効率よく筋肥大させてフィジーク体型を手に入れる事に繋がります。
ちなみに、私はフィジーク体型では無いので、フィジーク体型を理想の体型にしている人に最適なアドバイスは出来ません。(減量に関しては、最適なアドバイスは出来ますが・・・)
超健康な体を意識しながら引き締まった体型も目指したい場合
超健康な体を作りつつ、引き締まった体型も目指したい場合、運動は普通に筋トレや有酸素運動を中心にやっていくことになりますが、それほどハードにはやりません。
何故なら、ハードに運動をやること自体が健康には良くないからです。
スポーツ選手や競技選手(フィジークやボディビル)がしているような運動や筋トレをハードにやればやるほど不健康になります。
この人達は、試合や競技に勝つのが目的で体を酷使しながら鍛えているので、健康とはかけ離れていくのは当然です。
健康を意識しながら引き締まった体型を目指す場合は、運動強度を落とした筋トレや軽い有酸素運動が中心になってきます。
そして、食事は徹底してやっていくことになるでしょう。
食材は、農薬の使用が少なくて自然に近いものを用意することになりますし、サプリメントを活用する時も品質にこだわるようにしていく必要があります。
ですので、食費も高くなる可能性は高いでしょう。
どうしても足りない分の栄養素をサプリメントで補う場合、例えばプロテインであれば人工甘味料が入っていないアイソレート(WPI)のノンフレーバー(味無し)を使用することになります。(おすすめのアイソレートは以下)
California Gold Nutrition・アイソレート
また、添加物や加工食品はなるべく口に入れない対策をしていきます。
自然に近い食べ物以外はほとんど食べることは出来ませんし、コンビニに置かれている食品はほぼNGです。
ほとんど外食も出来ない状態となるでしょう。
細かい事を言ってしまうと、酵素がたっぷり含まれている体に良い納豆(パック入り)を食べる時も、パックに付属しているタレなんて使用出来ません。
あのタレは、果糖液糖を筆頭に実際は他に何が入っているか分かりませんから、余分なものが含まれていない大豆から作られた純粋な醤油をかけて食べることになります。
醤油だけではなく、味噌や塩などの調味料も一般で使用される安価なものではなく、余分なものが含まれていない値段が割高な製品を選びます。
例えば、塩であれば一般的に売られている精製された塩(塩化ナトリウム)は体に良くないので、自然から天日干しされたミネラルが多く含まれる海塩を選択します。
※塩や醤油、味噌などの調味料は良いモノを使ったほうが健康に良いのは確かです。
本当は、細かいところを説明するとまだまだ沢山ありますが、超健康な体を作りつつ、引き締まった体型を目指す場合は、こういった方向で実践していく必要があります。
まとめ
この記事では、目指す理想の体型で実践すべき事や最優先する事は違うという事について言及してきました。
健康面も考えた上で、理想の体型を目指すのであれば、運動強度や食事内容、着色料や人工甘味料等が添加されているサプリメントの使用頻度も考えていく必要があるでしょう。
一方で、健康面は無視して筋肥大最優先で、しっかり筋肉のついたフィジーク体型を目指す場合は話が違ってきます。
目的(理想)ありきの行動になりますから、場合によっては無理やり食事量を増やさないといけないかもしれませんし、サプリメントの費用も高額になるかもしれません。
超健康な体も意識しながら引き締まった体型を目指す場合は、かなり食べるものが制限されてくるので、周りから見たら窮屈そうなライフスタイルになるかもしれません。
こうやって、目指す理想の体型やライフスタイルによって、やるべきことや最優先することは違ってくるので、今一度ご自分のゴール(理想)を再確認してみてはいかがでしょうか。
何が良くて、何が良くないとかはありません・・・自己満足の世界ですから正解は無いのです。
周りの意見や流行りに流されるのではなく、自分の心に「どんな体型が理想で、実現したらどんなライフスタイルを送りたいのか?」を聞いてみてください。
そして・・・
最短でゴール(理想の体型)に辿り着きたいのであれば、余分な行動は排除して、やるべき事のみを最優先していくことをおすすめします。
最後までお読み頂きありがとうございました。