
あなたに質問があります・・・なかなかダイエット(減量)が成功しない理由って何だと思いますか?
この答えはすごく簡単で、
「実践しているダイエット(減量)のやり方が自分の体の状態に沿ってない」
つまり、選択ミスをしているという事です。
そこで、今回は自分に合ったダイエット(減量)方法を見つけるにはどうしたら良いのか?ということについて言及していこうと思います。
この記事を読めば、出ては消える流行りのダイエットノウハウに惑わされる事無く、自分に合った方法を身に付けるきっかけになるでしょう。
もくじ
自分に合ったダイエット(減量)方法を見つけるには?
ダイエット(減量)に成功するには、「自分に合った方法を選択をすれば良い」だけなのです。
では、どうやったら自分に合う方法を選択ができるのでしょうか?
それは・・・『常にカラダの感覚を磨くこと』です。
感覚を磨く、と言うと、何だかすごく難しく聞こえると思いますが、やることは簡単で元々誰もが持っていた人間(動物)本来の能力を取り戻すという事です。
この能力は、本来なら誰でも持っている能力なのに、現代のほとんどの人間はこの能力を自ら封印してしまっています。
だから、体がうまく使えなかったり、代謝の循環が悪くなったり、カラダから常に発信されているメッセージを受け止められなかったりしているのです。
体の状態からメッセージを読み取る
例えば、
「今日は30分のウォーキングをしましょう」
このように、ダイエット(減量)をしている数人にアドバイスをして、それぞれウォーキングしてもらったとしましょう。(筋トレを30分しましょう、でもOK)
そして、30分のウォーキングが終了すると、人それぞれカラダの反応は違います。
ウォーキングが終了すると、
- カラダがスッキリして軽くなった人
- カラダが重くて腰が張っている人
- 翌日、お通じが快腸になった人
- ふくらはぎが筋肉痛になった人
- 食欲が増して、その日の夕食はいつもより沢山食べた人
- 食欲が安定して、その日の夕食はいつもより軽めで満足した人
このように、人それぞれ反応が全然違います。
これを2つのグループに分けると、
- カラダがスッキリして軽くなった人
- 翌日にお通じが快腸になった人
- 食欲が安定して、その日の夕食はいつもより軽めで満足した人
- カラダが重くて腰が張っている人
- ふくらはぎが筋肉痛になった
- 食欲が増してその日の夕食はいつもよりたくさん食べた人
このようになります。
どういう事かというと、グループ【1】は代謝が上がったグループで、このグループはこの習慣を続けることで、スムーズに体型をコントロールが出来る可能性が高いです。
一方で、グループ【2】は代謝が下がった可能性の高いグループです。
このグループ【2】の人達が毎日30分のウォーキングを継続していくと、なかなか体重が減らなかったり、場合によっては体重が微増するでしょう。
そして、グループ【2】の人達は、きっと
「毎日30分歩いているのに何故結果が出ないのですか?」
このように言います。
何故結果が出ないのか?と言うと、自分のカラダの反応を見ないで、手段(30分歩く)と結果(脂肪減)の関係だけを見ているからです。
ウォーキングという運動をしても、カラダの反応は人それぞれ違います。
筋トレも一緒で、30分の筋トレを継続したからと言って誰もが同じような結果は出ませんよね。
グループ【2】の人達の特徴は、
- 疲れが溜まったままで歩く人
- 腹が減りすぎて血糖値が下がったまま歩く人
- 腹で内臓の消化活動が行なわれているのに歩く人
- 慢性的な栄養不足の状態で歩く人
- 股関節や肩関節が詰まったままで歩く人
こんな感じ。
これら以外の状態(コンディションが良い状態)で歩くのがグループ【1】の人達です。
ここまで説明してきて大体分かって頂けたと思いますが、歩く前の前提条件が違う為、結果としてカラダの反応が違ってくるのです。
ただ、これらの前提条件も境界線があいまいなので、常に自分で意識してコントロールする事が出来ません。
そこで、大事になってくるのがこれらの前提条件の次にやってくるカラダの反応を自分で感じるか?それとも感じないか?というところ。
このカラダの反応を感知する感覚があるかないか?で、体脂肪コントロールがうまくいくか行かないか?の分かれ道になるでしょう。
実は、カラダの反応を感知する感覚というのは、動物なら誰でも持っているのですが、元々我々人間にも備わっていたのです。
しかし、こういった感覚も社会という便利な集団生活の中で薄まってしまいました。
自分に合ったダイエット(減量)方法を見つけるには、カラダの反応を感知(把握)して、結果から次の行動へ反映していくことが重要です。
・・・・が、これらの能力を取り戻すためには、日々カラダの感覚を磨くことが必要不可欠なのです。
何故なら、カラダの感覚を磨き続けることで、いずれ自分に合ったダイエット(減量)の方法を選択できるようになってくるからです。
例えば、今回の歩きを30分やったとしてカラダの感覚が鋭くなってくると、歩く前に
- 太ももやふくらはぎが張っていて少し疲労がある
- 肩甲骨周りや肩も可動域が狭くなっている
- いつもと同じ食事量なのに、次の食事時間になってもまだお腹が空かない
このような事を察知して、
「今は代謝が下がりかけているから、歩いたとしても余計代謝が下がって体重が増える可能性もある。だから、今日の歩きはやめて疲労回復に務めよう」
という選択肢が取れるようになります。
「でも、このような感覚を得るためにカラダを磨くにはどうやったら良いのでしょうk?」
という疑問が湧くと思いますが、答えは簡単です。
それは、『同じ基準、同じ条件のものを比較する』ということ。
比較することで僅かな違いを見つける
あなたは、朝起きた時のカラダの状態って毎日違う、というのを知っていましたか?
実は、毎日カラダの状態や反応は違うのです。
ですから、まずは毎朝起きた瞬間のカラダの状態を比較して観察し続けることが大切。
これだけでカラダの感覚が磨かれていきます。
朝起きた時に、
- 目覚めのスッキリ度、あるいは重さ
- カラダの重さ、あるいは軽さ
- 手足の浮腫み度
- お腹の重さ、あるいは軽さ
- お通じの状態
このようなカラダの反応が毎日微妙に違うのです。
このカラダの状態を見て、毎日変化している部分と、変化していない部分を観察し続ける事がカラダの感覚を磨くトレーニングになります。
ポイントは、同じ条件で比較し続ける事です。(今回だったら起床直後)
そして、やってみると分かると思いますが、実はこれ、最初は違いが全然分かりません(苦笑)
しかし、毎日毎日同じ条件の中で比較していると、少しずつ体の状態の違いを感じられるようになってきます。
もう1つ、身近な例を挙げてみると、
- 運動直前のカラダの状態と運動直後のカラダの状態
- 食前のカラダの状態と食後のカラダの状態
この2つも毎回違います。
これらを毎回比較する作業を続けることで、体の状態の違いを感じるようになってきますが、その違いの目安となる1番簡単なチェック法は『前屈すること』です。
食前と食後、運動前と運動後に前屈すると、毎回体の固さが微妙に違うのが実感出来ると思います。
もし、前屈して前よりも後に固くなっている場合は、体が詰まりかけている(代謝が下がリかけている)という判断をしましょう。
これも、カラダの感覚を磨く作業と同時にカラダの日々の反応をチェックする方法の1つです。
まとめ
自分に合ったダイエット(減量)方法を見つけるには、カラダの感覚を取り戻すのが手っ取り早いというお話をしました。
もし、あなたが自分に合ったダイエット(減量)を見つけたいのであれば、何をすれば体重(体脂肪)が落ちるか?というノウハウを探すよりも、カラダの感覚を取り戻す練習をする方がおすすめです。
この体の感覚を取り戻すのは結構難しいですが、これが出来るようになると、ある程度好きなものを食べながらでも体型のコントロールが楽になりますよ。
この記事が参考になれば幸いです。