現在医学とダイエットノウハウの共通点から学べる事とは?

人間社会はどんどん便利になり、色々な技術が進化していっているにも関わらず、相変わらず

  • 病気(ガンや生活習慣病など)になる人
  • ダイエット(減量)に困っている人

この2つは減っていないというか、むしろ増えているようです。

 

何故、こういった状況になるのか?と言うと、この2つにはある共通点があるからです。

この共通点があるからこそ、いつまで経っても結果が出ない(解決策を見つけることができない)のです。

 

そこで、この記事では現在医学とダイエットノウハウの共通点を解説しつつ、そこから学べることについても言及していきます。

この視点を覚えておけば、病気になりにくい体も作れますし、ダイエット(減量)でも結果を出しやすくなりますよ。

現代医学とダイエットノウハウの共通点

現代医学とダイエットノウハウの共通点は、

『細かいところだけ見ていて、全体を見ていないところ』

です。

 

だから、現代医学もダイエットノウハウもその場の状況の改善だけに力を注ぐだけなので、一時的に結果が出ることがあっても根本的な解決にはなっていない事が多く、最終的に良い結果に至りません。

現代医学の落とし穴

現在の医学は、内科や外科、消化器科や泌尿器科などあらゆる分野に分かれていて、それぞれ専門の医者がいます。

つまり、体の部位ごとに医療を細分化しているわけです。

なので、ある1つの部位が悪くなった場合、その分野に詳しい専門の医者が治療します。

 

そして、だいたいやることは

  • その部位だけを調べる
  • その部位だけを処置(手術など)する
  • その部位の症状を抑える為の薬を投与

このように、悪くなった部位だけを何とかしようとします。

 

しかし、この方法では一時的に良くなったとしても、また同じ部位が悪くなる可能性があります。

何故なら、その部位が悪くなった根本的な原因を取り除いていないから。

 

人間は、体全体と心が繋がっています。

もし、機械であればどこかが壊れたらその箇所だけを直せば良いのですが、人間の体はそういうわけにはいきません。

もしかしたら、その部位が悪くなった原因は、ストレスかもしれないし、食生活かもしれないし、病気になりやすい体の状態(血流が悪いなど)かもしれません。

 

現代医学というのは、1つの部分だけを見た治療(一時的に症状を抑えたり、無くしたりするだけ)をするだけで、全体を見て根本的な原因を解決しようとしません。

だから、いつの時代になっても病院は大繁盛というわけです。

 

病気にならないようにするには、病気になりにくい体を作る必要があります。

 

例えば、

  • 体温を上げて維持する
  • 血流の流れを良くしておく
  • ストレスを溜めないようにする

など、色々な病気になり得る元の原因を作らないようにすることが大切なのです。

ダイエットノウハウの落とし穴

ダイエットノウハウにも現代医学と同じようなことが言えます。

ダイエットノウハウは、短期的に結果が出そうな手段を細分化しているだけです。

 

例えば、

  • 食事法(量・内容・回数など)
  • 有酸素運動
  • 筋トレ
  • クロスフィット
  • ヨガ
  • ピラティス
  • 呼吸法

こういった手段があります。

もっと細かく言えば、何を食べたら良いとか、どんな運動を何分やったら良いとか、こんなことがダイエット業界では当たり前のように言われています。

 

まさに、現代医学と同じようにその部分だけを見てしまっていて、体全体から見たアプローチが出来ていません。

だから、実践したとしても結果が出る人と出ない人に分かれるし、もし結果が出ても、また元の体型に戻ってしまう人もいるのです。

これは、人間が考案した手段(筋トレやジョギングなど)や、人間が決めた数値(カロリー)に頼っていて、体重を落とす本質(体の構造)を見ていないということ。

 

 

人間の体は、ホメオスタシス(恒常性維持機能)や、代謝という機能によって体内で常に調節、変化をしています。

だから、同じ方法や同じ食事をしても、人によって出る結果は違うし、同一人物でもその日によって出る結果が違うのです。

 

体重(体脂肪)を減らすには、元の原因(人間の体の構造)をよく知り、それに合わせて対応することが重要となってきます。

まとめ

この記事では、現在医学とダイエットノウハウの共通点を解説しつつ、そこから学べることについて言及してきました。

 

現代医学とダイエットノウハウの共通点は、

『細かいところだけ見ていて、全体を見ていないところ』

です。

ことわざで言うと、『木を見て森を見ず』と言ったところでしょうか。

 

現代医学にしてもダイエットにしても、全体や体の構造を把握せずに部分的なところだけを深掘りして、そこだけで問題を解決していることが多い。

これでは、一時的に良くなったり結果が出たりしても、再び同じ症状が出たり、リバウンドしてしまう確率が高くなってしまいます。

 

そうならないように、元の原因をよく知り、その部分を改善したり、体重を落とす本質(体の構造)と向き合いながら対応したりしていくことが大切です。

そうすることで、病気になりにくい体になったり、ダイエット(減量)に成功して、リバウンドしない体を手に入れやすくなるでしょう。

 

かなり、抽象的な話になってしまったかもしれませんが、こういった視点を持つことが出来れば、ノウハウというものに振り回されるなくなるので、良かったら参考にしてみてください。

私自身も、他のカテゴリーで細かいところだけ見ていて、全体を見ていない時があるので、気をつけるようにしていきたいと思います。

 

最後までお読み頂きありがとうございました。

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